埼玉司法書士会第42回定時総会
2009年5月23日,埼玉司法書士会第42回定時総会が開催され,次のとおりの決議がなされました。
司法書士事務所等への警察職員による令状なしの立入検査権限等を定めている「犯罪による収益の移転防止に関する法律」第17条の削除を求めるとともに,司法書士等に「疑わしい取引の届出義務」を導入することに断固反対する決議
決議の趣旨
1.市民のプライバシー権を侵害する恐れの大きい「犯罪による収益の移転防止に関する法律」において,司法書士を含む特定事業者の事務所等に対し,国家公安委員会の指示に基づき,警察職員が令状なしで立入検査等を行う権限を定めている第17条をただちに削除すべく,同法の改正を求める。
2.司法書士を含む専門職能に対し「疑わしい取引の届出義務」を導入することには断固として反対する。
3.埼玉司法書士会は,本決議の目的の達成に向けて,各地の司法書士会及び日本司法書士会連合会とも協同し,政府・国会・報道機関等に対して必要な提言等を積極的に行う。
2009年(平成21年)5月23日
埼玉司法書士会 第42回定時総会
議案提出者の一人として,ご賛同いただいた会員,委任状を託していただいた会員に感謝申し上げます。
また,総会設営及び運営に関与された会員,議長及び副議長,当日までのあらゆる準備にあたった事務局職員のみなさん,お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
* 「提案の理由」を含む全文のファイルを添付しました。
(2009年5月24日11時30分)
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