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第58回勝田全国マラソン(完)

勝田の風にはなれませんでした…。

1月最後の日曜日は,子供の大会,練習,お茶当番が重なり(私がお茶当番をするわけではありませんがね)出走は微妙でしたが,結局トーチャンは趣味のマラソンのために1日つぶして,茨城まで遊び(走り)に行ってきました。
前夜,大会に(マラソンじゃありませんが)出る子供に「自己ベスト出せるように頑張れよ!」と偉そうに話したら,「お父さんって,3時間切るのが目標なんだっけ?」と軽く返され,シドロモドロになりました~(°°;)))オロオロ(((;°°)~

「とんでもございません。私なんぞは,そんなレベルに達しておりません。とりあえずは自己ベスト更新が目標です…。」と小さくなってしまいました。

当日,同じオニギリを私は2個,子供は4個(!)持って,まだ暗いうちに家を出ました。集合場所に子供を下ろしてから,一路ひたちなか市を目指しました。
常磐道から北関東自動車道を通って,ひたちなか市まで1時間半。思ったより早くつきましたね。これなら,4月の「かすみがうら」は1時間で行けそうですね。

8時過ぎでは駐車場もまだ余裕があり,一安心。車で行く時はいつも持参する折りたたみ自転車で,会場視察&受付に向かったところ,会場はもう活気づいていました。
ランニンググッズのブースもさることながら,飲食店ブースも多く,時間があって,仲間や家族がいれば,アフターは相当楽しいなと感じましたm9(^Д^)プギャー

受付を済ませてからブースを一通り廻り,一度車に戻ってゼッケンの準備,ワセリンやバンドエイドの準備をして,ふたたび会場へ。
荷物預かりでは,あらかじめ袋を貰っておけば(100円でした),直前の大混雑は避けられます(それでも,ギリギリの時間では,ごった返していましたが)。
トイレも多く,さほど並びませんでした。会場入りしてから通算5回入りましたが,長くてもせいぜい5分~10分の待ち時間でした。

1時間前に軽くジョグし,オニギリ1個とパワーバーを食べながら時間を待ちました。
下はランパンで行こうと決めていましたが,上は最後まで悩みましたね。長袖のランナーが多いかなと思いましたが,自分は結局,半袖にしました。

スタート地点は表町商店街のメインストリートでした。整列を促すアナウンスが聴こえてくるのですが,このマイクパフォーマンスが面白い。ずーっと喋り続けてます。毎回,名物のようですね。
スタート位置は,「3時間15分~3時間30分」のブロックに並びました。前回のつくばの記録がなければ,ちょっと並べない位置ですが,ここに並べるだけでも少し嬉しかったですね。

今回の目標はグロスでサブ3.5。できれば,ネットで3時間25分を切りたいと考えていました。そのためには4分50秒~55秒/kmで行く必要があります。喜多10kmの後は大して走れなかったにもかかわらず,何とか行けそうな自信がありました。いま考えれば,過信でしたなかったのですが。

スタート直前,前方に「司法書士ランナーズ」のシャツを来たランナーが見えました。声をかけようにも,ギッシリ並んだランナーの中ではもう動けず,スタート後も大通りに出る前に見失ってしまったので声をかけられませんでしたが,一人で参加したレースに仲間を見つけ,嬉しく思いました。ちなみに私は,「司法書士ランナーズ」のシャツを着ていませんでした…。

スタートロスは1分34秒。今回はフルエントリー数が初めて1万人を超えたとのことでしたが,その割にはロスが少なかったですね。商店街ではなかなか思ったように走れませんでしたが,4車線を開放した大通りに出ますと,自然にばらけて走りやすくなりました。
はじめてのコースでしたが,今回は結構念入りにコースを確認し,アップダウンの多い箇所や,風の強い箇所などを頭に叩き込んで臨みました。
5kが25.37。ロスを考えれば,24.03。若干早いかな?と,少しペースを落とそうと思ったのですが,5k以降は,1k毎の距離表示がなく,5k毎か,コース案内板位置での距離表示(○.○kmといった中途半端な距離表示)なので,うまくペースを落とせませんでした。この辺が,つくばとは違うところだったかもしれません。
ただ,つくばでの自信というか過信があったため,まあ,「行けるとこまで行ってやれ!」と,ペースを維持して走りました。国道245号線に出ると,向かい風が邪魔することも頭に入れていましたので,集団の後ろについて走ったりしましたが,荒川の向かい風に比べると,大したことはありませんでした。例年はもっと強い風なのでしょうか。
05~10㎞が23.29,10~15㎞が23.24ですから,若干早いペースのまま維持していました。これだと3時間20分前後のペースですね。
15kmを越えて国道245号線を左折し,常磐線をまたぐ陸橋を上ります。アップダウンも頭に入れていましたので,心理的にも辛くはありませんでした。20km手前で左脚付根に違和感を覚え,「あれ?ちょっと早いんじゃないの?」と心配になりましたが,次第に違和感は薄らいでいき,安心しました。15~20㎞が23.34で,中間地点が1.41.26。3時間20分台前半のペースでしたので,後半落ちても3時間25分は行けるかもしれない,と思いました。
20km手前から,何度か並走する女性ランナーが一人いました。給水所で入れ替わったりしますが,ほぼペースが同じで並走するようになります。後半きつくなっても,この人には付いていこうと,勝手に目標にしました。
21~25㎞が24.25。1分近く落ちましたが,これが3時間25分ペースだなと思い,前半の貯金を考えればまだまだ余裕だと思っていました。若干息苦しくなってきましたが,まだまだ心理的には余裕がありました。
25~30㎞が25.10。「あれ?やばい,キロ5分越えてしまったか。30k以降ならまだしも,その手前で越えちゃまずいな。でも,確かに脚がキツくなってきた。」右太腿がピクピクしだし,例の女性ランナーに付いていくのも少し辛くなってきました。
30km手前からコースがクネクネと曲がりだします。レース前には頭に入れていたつもりでしたが,心理的に辛くなってくると,あれ?こんなに曲がったっけ?とか,また上りかよ!とか,想定通りに走れなくなってきました。
32km地点を過ぎて左に大きく曲がろうとしたところで,痛ッ!
右脚をつって,立ち止まってしまいました。ストレッチしようとして,また痛ッ!太腿がピクついています。歩き出してもピクピクしているので,再度ストレッチしようとして,また痛ッ!しばし,休みました。例の女性ランナーは随分先に行ってしまい,後続ランナーにもガンガン抜かれます。あちゃ~やっちまったな~,止まっちゃったな~と,一昨年のつくばのことが思い浮かびました。
ジョグで走り出すと,脚は重いのですが,つることはなさそうでした。でも,気持ちが萎えたのと,脚の重さで,再び歩いてしまいます。歩いている方が脚がピクついてつりそうになるので,再び走り出す。32km以降は,ずっとこの繰り返しでした。
アップダウンも続き,辛い箇所でしたが,私設エイドの方々からバナナやチョコ,ドリンクをいただき,励ましの言葉もいただき,何とかリタイアせずに進みました。私設エイドの方々,沿道の応援の方々には,本当に助けられました。
31~35㎞が33.26。キロ6分半を越えたか…。ただ,まだ3時間を切っていたので,キロ5分半なら3時間40分を切れるタイムです。しかし,一度折れた気持ちは強くなりませんでした。35km以降も走りと歩きの繰り返し。昭和通り線に戻り,応援してくれる方々も多くなり,皆さん「さあ,もう少しだよ。最後だよ。」と声をかけてくれるのですが,なかなか走り通せませんでした。
35~40㎞が31.37。若干持ち直しましたが,それでもキロ6分オーバー。3時間30分を越え,3時間40分切りもあきらめました。最後の2kmはと思いつつ,最後まで走りと歩きの繰り返しでのゴールでした。
3時間44分はフルでは2番目にいい記録にもかかわらず,何とも後味の悪いレースとなってしまいました。走りこみが足りなかったこと,前半が若干早いペースだったことが原因とも思えますが,何よりも32km以降であきらめてしまったことが,最大の原因です。35kmまでの3kmは歩いたとしても,35km以降で持ち直して走り続ければ,キロ5分半は押していけたと思うのですが,あきらめちゃってました。

完走証を受け取り,荷物預かり所へ。水を抜いた市民プール内に数多くの荷物が並べてあり,スタッフの方々が大声でゼッケン番号を読み上げながら,汗だくになって走って荷物を持ってきてくれました。ちょっとしょぼくれた気持ちでいたせいか,スタッフの方々の姿に,感謝の気持ちでウルっとしてしまいました。

顔だけ洗ってさっさと着替え,残しておいたオニギリとうどんを食べて一息。美味しいんだけど,なんとなく胃が疲れた感じがしました。
駐車場から車を出すと,交通規制が解除になったため,ランナーは歩道を走っていました。頑張れよ~と声をかけ,高速に急ぎました。

1日つぶした結果ベストを出せず,後半は歩いてしまったので,せめて子供のお迎えはと急ぎましたが,岩槻インターを降りた時点で間に合わないことが判明。お迎えでも後半失速となり,お友達のご両親にお願いすることになってしまいました。
で,家に帰ってみれば,子供は自己ベスト更新したとのこと!なんとも情けないトーチャンでした。m(. ̄  ̄.)mス・スイマセーン

お土産は「乾燥いも」ではなく「完走いも」です。

参加賞として一袋いただきました。受付の際にゼッケンと一緒に受け取ったので,完走しなくても貰えますが,やはり完走しておきたいですよね。お土産にもう一袋買って帰りました。

勝田はいい大会でした。
スケジュールさえ合えば,再チャレンジしたい大会です。

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